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竹竿屋レナードが「グラフテック」なるカーボン竿を作り始めたのが1974年。その3年後ジョンソン・ワックスに身売りすると、レナードの「ハッピータイム」を支えたハップ・ヒルズやテッド・シムローに代わって、トム・マクスウェルが参加してくる。
レナードを出たテッド・シムローは、レナードのパーツ部門から分社したロドン社に移る。シムローの血が流れ込んだこのロドン、間もなく「REI」という金属加工メーカーに買い取られる一方、「ダイヤモンドバック」ブランドのグラファイトブランクをレナードに供給し始める。このブランクから組んだロッドこそ、グラフテックの後継モデルで良く折れることでも有名な(?)銘竿「ゴールデンシャドー」である。 その後REIは、ロッド部門「ダイヤモンドバック」を切り離した後、経営者を二転三転しながら現在の高級パーツメーカー「REC」となる。セージやスコットなどにリールシートを供給している会社であると言えば分かり易いかもしれない。 前置きが随分長くなってしまった。…昨日米国から上掲の写真のダイヤモンドバック製ブランクが届いた。 7ft/#3、3ピース。ダイヤモンドバックは当時の雰囲気を残した「クラシックトラウト」というグラファイトブランクを現在も作っているが、今回取り寄せたのは登場以来評判の良い「ダイヤモンドグラス」というグラスファイバーブランクの方である。 これに現代のRECのコンポーネントを組合せて、ボクなりに70年代当時の雰囲気を再解釈しつつロングリーダーも使える実用ロッドに仕上げること。これがボクが自分に課した正月休みの宿題である。 …ボクはどこへ行こうとしてるんだろ(笑)?
by itotsuriguten
| 2006-12-17 23:51
| フライタックル
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