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忙しい一週間だった。でもその割に上手く物事が進んでいかない。
「今週はどこ行こ?」。こういう時、ふと時間が空くといつの間にか週末の釣りのことを夢中で考えていることがある。これが不思議と心の回復のきっかけになる。…よし、あと少し、週末まであと少し頑張ろう。 釣りが果たしている役割はボクにとっては計り知れなく大きい。精神衛生上ももちろんだが、結果としての日常生活においてもである。今週は、特にそんな週だった。 加えて、先週末は雨で、その前の週はロッドが折れて釣りにならなかったことも効いている。さらに言えば、天気やロッドに見放される以前から、サカナにはいい加減見放されている。釣りに飢えたとしても仕方のない状況は、これ以上ないほど揃っているのだ。 …にもかかわらず、残酷にも昨日までの予報では今日は雨である。釣りの神は私を試そうとしているのか? 朝9時に目が覚めると、曇り空だった。これはラッキーである。ひょっとして釣りに行けるかもしれない。TVを付けると、天気予報の降水確率は12-18時が50%、18-24時が70%。この曇天は、雨さえ降らなければ絶好の釣り日和と言えるが、言うまでもなくリスクは高い。明日にしておくか…でも明日も雨の可能性充分である。どうする? ……ダメだ、どーしても釣りがしたい。我慢不可能である。行こう。…どこへ? 雨を避ける意味では東の方面、つまり木曽・天竜方面がよいはずだ。中でも、濁りが入りにくいのは木曽支流である。そして増水しても徒渉しやすく、入出渓点が多いのは、…今週のつりニュースでウグイがよく釣れたというあの小川である。よし、再来週末の下調べをしよう。天気よ、夜までもってくれ。 空の様子に一喜一憂しつつ2時間120kmの道程を走り抜け、小川の中流域の入渓点である焼笹橋に着く直前、ポツポツとした小降りから一気にスコールのように降り始めた大粒の雨によって、ボクは天気予報の実力を知った。1時間ほど待ってみたが、小降りになる様子もなかった。小川は期待通り濁りは入らなかったが、遡行できる水量ではなかった。 あ゛ーあ゛ーあ゛ー…。 車の中で声を上げた。それなら何故いっそ出かける前に降ってくれなかったのか? 釣りがした過ぎる。このままでは、来週までに死ぬかも知れない。
by itotsuriguten
| 2005-07-09 21:57
| 本州
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